頼みたい時に業者が見つからない
除雪を頼みたい時期は集中しやすいです。 そのため除雪を頼みたいときに、なかなか対応できる業者が見つからないということがよくあります。
値段はいくら?ぼったくられない?
特に初めて頼む人や、たまにしか頼まない人の場合、金額が不安で依頼できない人も多いです。 なお繁忙期は、作業上の都合もあり高めになることもあるようです。
作業で何かが壊れることも
雪下ろしや除雪作業では、窓ガラスや壁、植木、車などなどが壊れたり、傷ついたりする場合もあります。
道路に雪の塊を落としたまま・・
頼んだ除雪自体は卒なくこなしても、その雪を隣接する舗道や道路にこぼしたり、塊を落としても知らんぷりしたりと、モラルを疑いたくなるような場合もあるようです。
シーズン契約での注意
業者が能力以上の契約をとり、大雪の際に契約どおり除排雪が行われなかったという問題も実際に起こっています。
まずはトラブルや問題を起こさない、信頼できる業者である事が一番です。 その上で業者に求めたいポイントは次の4点でしょう。
(1)仕事がはやくて、丁寧であること
(2)頼みたい日時に頼めること
(3)しっかり要望などを聞くこと
(4)安いこと
業者が忙しい時期ほど、この4点のうち、どれを優先させるか、どの部分を妥協するかを考えながら業者を選ぶことになります。
大雪などで依頼が集中した状況では、業者選びがそもそもできず、対応できるところに頼むしかない場合もあります。
業者を選ぶ段階では、これら(1)~(4)を納得して判断するのに十分な情報が得られない場合がほとんどです。
(2)と(4)については電話でもある程度聞き取ることができるかもしれません。 でも、(3)については電話で受付けた人と、作業にきた人では印象が違うかもしれません。
(1)については、あてにできる人づての評判がある場合や、実績で判断できれば理想ですが、実際には多くの場合、選ぶ段階では分かりません。
除雪や雪下ろしの仕事の良し悪しは、どうしても作業する人に左右される部分が多いです。
丁寧に仕事をする人かどうか、経験や技量なども関係します。 さらに重労働が伴うだけに体力も大事です。
仕事が雑だと、雪が残っていたり、何かが壊れていたりなどのトラブルの原因になりかねません。
業者選びで失敗しないために、そして、できるだけ納得して業者を選ぶために、ポイントとヒントをまとめました。 できる範囲で注意すれば、それだけ満足の業者選びに近づけると思います。
早めに調べる
大雪などの後では、依頼が集中して、対応できなかったり、十分な受け答えをしてもらえないこともあるでしょう。
電話でいろいろ聞く
「いつできるか?」「どこまでやってもらえるか?」「金額は?」などのほか、「除雪前にしておかなければならないこと」「作業で何か壊れた場合」「ケガした場合」など気になる事を聞いてみましょう。質問にしっかり答えてくれるかどうかが、業者の対応を見極める材料にもなるでしょう。
複数の業者に問合せてみる
自分では満足していたことでも、他の業者に聞いたらもっといい方法がある場合もあります。 一方で、ある業者で聞いて腹が立った回答でも、他の業者にも聞いてみたら妥当な回答であることが確認できたりということもあります。
除雪に関する事故
毎年除雪に関する事故が絶えないです。大雪の年はさらに件数が多くなります。作業する家族の高齢化も進み、以前なら問題なくできた除雪や雪下ろしで事故を起こすケースも多いです。積もる雪をそのまま放置するわけにもいかず、雪問題は簡単な問題ではないです。
人力除雪の言い方
人手で行う雪かたづけは昔から行われてきましたが、地域によってその言い方が違います。雪掻き、雪除け、雪片し、雪透かし、雪撥ね、雪掘り、雪放り、雪寄せ、雪投げ、等々。除雪作業のどこに着目しての表現なのかによって違うのでしょうね。地域によっての違いが面白いですね。
雪下ろし・除雪・排雪を業者に依頼した場合の金額・価格の相場はいくら?
雪下ろしや除排雪を行うとき、気になる費用のこと。作業内容や場所、雪の量、地域、使う機械などによって費用は変わりますが、ある程度の相場は知っておきたい。そんな費用についての情報をまとめました。.....
ツララ落とし
ツララは軒先にできるものですが、大きくなると落とすのも危険なほど大きなものになります。こまめに小さいうちに落とすのが基本です。大きなツララは軒先への負担になる場合もありますし、落下時に壁や窓にぶつかって損傷を与えることもありますので、建物の保護という観点でも早めに落とすことが大事です。
除雪機の事故
広い面積の除雪など、除雪機があると除雪作業はかなり楽になります。でも大きな除雪機ほど操作に技術や知識を要します。気をつけないと事故を起こすこともあります。調子が悪いときに動かしたまま点検しようとしての事故もけっこうあるようです。慣れた除雪機でも安全管理はいつも初心にかえることが大事です。