業者による屋根の雪下ろしで、窓ガラスが粉々に割れてしまいました。 ガラスは部屋中に散らかり、冬の冷たい風や雪が部屋の中に容赦なく入ってくるという、困った状態になったのでした。
窓ガラスを割ったのは、軒先にできた氷とツララが一体になった塊でした。 二階の屋根の雪下ろしときのことです。 念のため窓ガラスの前にベニア板で保護はしていたそうですが、板のなかった部分からぶつかったのだとか。
業者は平謝りで、急いでサッシ業者を手配したものの、なかなかスグには対応してもらえず、夕方までの数時間、割れた状態でいたのでした。
業者側の弁償ということで、ガラス代はかかりませんでしたが、部屋の中のガラスや雪の片付けなどで散々な一日となったのでした。
大雪の後、なかなか雪下ろしの業者が見つかりませんでした。 いつも頼んでいた業者も、依頼が集中して来れないということでした。
その間も雪は降り積りました。 しかも屋根の上では部屋の温度で融けては凍っての繰り返しにより、軒先に大きな氷とツララの塊もできていました。
ようやく業者が見つかった頃には、屋根の上には見たこともないほどの積雪、そして軒先には巨大なツララと氷の塊ができあがっていました。
雪下ろし業者もかなり苦労したようでした。
その依頼した業者の雪下ろしが終わって数日してからのことでした。 屋根から下ろした雪で入りにくくなっていた場所の雪囲いが、下ろした雪の衝撃で壊れていたのでした。
大雪の後少ししてから雪下ろし業者を探したものの、どこもいっぱいと断られ続けました。 その間も、容赦なく積り続ける雪。 日に日に屋根を見上げるのが辛くなってきました。
やっとのことで雪下ろし業者を見つけて、順番がまわってきたときには、軒先は既に壊れていました。
軒先の修理には、火災保険が使えるということでしたので、費用面ではなんとかなったものの、大変な冬となったのでした。
屋根の形と屋根雪
屋根の形によって屋根の雪の危険度も変ります。ついデザインに凝って複雑な屋根にすると予想外の積雪の動きで建物や住む人に危険を及ぼすこともあります。つい冬場のことを忘れてしまわないように注意したいです。谷部には雪が集まりやすいですし、落雪・落氷を考えて考えることが大事です。
除雪に関する事故
毎年除雪に関する事故が絶えないです。大雪の年はさらに件数が多くなります。作業する家族の高齢化も進み、以前なら問題なくできた除雪や雪下ろしで事故を起こすケースも多いです。積もる雪をそのまま放置するわけにもいかず、雪問題は簡単な問題ではないです。
人力除雪の言い方
人手で行う雪かたづけは昔から行われてきましたが、地域によってその言い方が違います。雪掻き、雪除け、雪片し、雪透かし、雪撥ね、雪掘り、雪放り、雪寄せ、雪投げ、等々。除雪作業のどこに着目しての表現なのかによって違うのでしょうね。地域によっての違いが面白いですね。
除雪機の事故
広い面積の除雪など、除雪機があると除雪作業はかなり楽になります。でも大きな除雪機ほど操作に技術や知識を要します。気をつけないと事故を起こすこともあります。調子が悪いときに動かしたまま点検しようとしての事故もけっこうあるようです。慣れた除雪機でも安全管理はいつも初心にかえることが大事です。
除雪・排雪・雪下ろし|用語の解説
雪下ろしや除雪、排雪に関連した用を解説.....