せっぱ詰まると「除雪」しかない

自分たちの手に余る雪への対応は、業者などに除雪を依頼するか、あるいは融雪という方法もあります。

しかし、雪が積ってしまってからでは、除雪しかありません。 融雪には準備が必要だからです。

とはいえ大雪の場合、依頼が集中・殺到する傾向があり、業者探しに苦労したり、場合によっては除雪が間に合わない事態になることもあります。



ステータスとしての「融雪」

融雪はスイッチひとつで、雪下しや雪かきの代わりをしてくれます。 雪片付けをしなくても、雪がジャマにならない状況を維持してくれます。

ある程度たまってから片づける除雪と異なり、降ったらすぐ融かす融雪だと、雪に埋もれた姿をさらすことなく、見た目もいいです。

降り続く雪の中でも、雪に埋もれることもない自宅を見るのは、「なんともいえない喜び」 なんだそうです。 だからこそ、必要な範囲以上に、あえて全ての雪を融かすことに、こだわる方もいます。

「融雪」で冬でも旅行

積雪地の場合、雪が積ったときの対応を考えると、家を留守にするのは不安です。

しかし降雪センサーを使った 自動運転の融雪 があれば、積雪を気にすることなく、旅行にでかけることができると喜ぶ人もいます。

たとえば融雪のおかげで、年末年始の1週間を、毎年気兼ねなく、雪のない他県に住む身内の家でゆっくり過ごしているという方もいます。

費用では「除雪」 安心・快適さでは「融雪」

毎年、大雪が続くとは限りませんので、費用のことだけ考えれば、「融雪」より「除雪」のほうが有利です。

でも「除雪」が安いという意味ではないです。 雪下しや、ダンプ等での排雪が必要な場合、一般の家庭でも1回の作業で数万円~十万円以上の費用がかかることもあり、融雪の1シーズンのランニングコストを上回る こともあります。

除雪を依頼する場合、特に注意したいのが大雪のとき。 依頼が集中しやすく、業者を見つけることが非常に難しくなる 場合もあります。 大雪の年には業者が間に合わずに、屋根や建物が壊れたという話もよく聞きます。

一方で、「融雪」なら大雪でも、あわてて除雪業者探しに追われる心配はないです。

でも「融雪」は事前に工事等が必要です。 それに伴う費用もかかります。

そのかわり、除雪にかかる日々の手間や労力が省けます。 雪寄せや落雪等による近所とのトラブルの心配もなくせるでしょう。 さらに雪が降り続いても、融雪で雪に埋もれることがないのは、いつ見ても気分がいいそうです。

マイホームへのこだわり派が増えてます。 吹き抜けのデザインや、家中快適な空調、きれいなエクステリアなどなど。 「融雪」も積雪地ならではの、こだわりの一つです。

融雪の検討のしかた

融雪工事には数十万円~百万円以上かかります。希望する建物や敷地によっては2~300万円ということもあります。 決して安い工事ではありません。 ですので 業者選びがものすごく大事 です。

また、融雪にはボイラー、電気、地下水、ヒートポンプなどいろいろなタイプがあり、屋根や玄関前、駐車場など施工する場所も様々。 でも、全ての融雪を得意とする業者はありません。 業者によって井戸が得意だったり、電気が得意だったり、それぞれ特徴があります。



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